写真館 二千年一夜



               


後楽園の枝垂桜
岡山県岡山市
2002年3月31日






岡山後楽園は、岡山藩主池田綱政公が家臣の津田永忠に命じて、
貞享4年(1687)に着工、元禄13年(1700)には一応の完成をみました。
その後も、藩主の好みで手が加えられましたが、江戸時代の姿を大きく変えることなく現在に伝えられてきました。
また、江戸時代の絵図や池田家の記録、文物が多く残され、歴史的な変遷を知ることのできる、地方では稀な大名庭園となっています。
後楽園は、かつて藩主の静養の場、賓客接待の場として使われましたが、日を定めて藩内の人々にも観覧が許されていました。
明治17年(1884)岡山県に譲渡され、一般公開されました。
昭和9年(1934)の水害、昭和20年の戦災では大きな被害を被りましたが、池田家の絵図に基づいて復旧をおこないました。
昭和27年には文化財保護法による「特別名勝」に指定され、後世に伝える歴史的文化遺産として維持管理にあたっています。

〜後楽園オフィシャルサイト参照〜


goodtimeの追想

前日に大阪城と姫路城へ訪れるつもりだったが、
大阪城の美しさに見とれて姫路に寄れず。
2日かけて怒涛の関西桜名所撮影を実行した年でもあった。
今だったら、日帰りせずに大阪の激安ホテルに泊まるんだけど、
あの頃は、まだ若かった。

前日にも後楽園に訪れているが、桜の咲く後楽園はかなりの観光客が訪れるので、
翌朝、開園直後に再度訪れて、しだれ桜を撮った。


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