雲見の滝
島根県三刀屋町
2005年6月12日
大昔、滝に住む龍が天に昇ろうと岩の上から空を見上げ、雲が通るのを待ちこがれていたという言い伝えがある。 滝までは遊歩道が整備されており、屏風岩(高さ100m、幅150m)と呼ばれる大岩など、自然の造形美が楽しめる。 雄滝は高さ30m、雌滝は20mあり、県の名勝天然記念物に指定。 (掲載写真は雄滝) 〜goodtimeの追想〜 雲見の滝を目指すため314号線を西へ走る。 小さな案内板が道先を案内をしてくれて12時40分頃に到着。 大概、滝の駐車場に設置されているトイレは汚くて使用したくないが、ここのトイレは最近綺麗に整備されたようで、 とても清潔感のあるトイレに滝を大切にする自治体の心意気が見える。 駐車場から遊歩道を歩いて10分ほどで滝に到着。 高さはあまり無かったものの、午後の日差しが滝に当たり、廻りの新緑とのコントラストがとても絵になる。 雲見の滝は、大きな岩に隠れているため、近づけば近づくほど面白い姿を表してくれる。 遊歩道からでも雲見の滝を正面に見ることは出来るが、靴を脱いで川底を歩いて浅瀬へ移動すると、 また違う表情が見れてシャッターを押す回数も自然と増えていた。 冷たい川に足を浸けて気持ち良いマイナスイオンもたっぷり浴びて、旅の疲れが一気にどこかへ行ったような気分。 日本の滝百選のような迫力は無いものの、 「いつまでもこの滝の美しさを残して欲しい」 休憩所にある記帳ノートにそう書いて駐車場に戻った。 |