平栃の滝
島根県柿木村
2006年5月14日
平栃山から高津川に流れる渓流を平栃谷という。 魚がこれ以上登れないことから大魚切の滝とも呼ぶ。 高さ約22mあり、周りは鬱蒼と茂った雑木と杉の木が林立し、左右に樫の木とおぼしき古木が一本ずつ谷川に曲がって伸びており、 風情をかもしだしている。 少し上流に行ったところに小魚切の滝がある。 〜goodtimeの追想〜 大井谷の棚田からすぐ近くにローカル滝がある。 ローカルな滝といっても、落差20mと結構迫力がありそうなので寄ってみることにした。 ちょうど柿木村と日南町の境に小さな案内板があり、狭い林道を進んでいくと駐車場があった。 そこから歩いて10分ほどで滝に到着。 平栃の滝というのは実際に無くて、大小5つの滝がありそれをまとめて平栃の滝と呼んでいる。 時間の関係上、その中で代表的な大魚切りの滝だけ絞って撮影。 昨日の雨のせいか、水量が多く滝しぶきが容赦なく降り注いだが、風向きが変わった瞬間、近づいてシャッターを切った。 周りの木々が邪魔だったが、敢えてそれを入れることで良い脇役となり、 新緑も美しくローカルにしては勿体ないくらい迫力のある美しい滝だった。 |