写真館 二千年一夜




轟の滝
徳島県海南町
2006年7月17日

日本の滝百選のひとつ、一名王余魚(カレイ)滝といわれる四国一の轟の滝。
本滝の上流には、それぞれの趣をもった大小さまざまな滝が連続してあり、総称して轟九十九滝と呼ばれている。
山全体が滝の回廊のようで、本滝から最上部の鍋割の滝まで約1500m。
遊歩道が整備されていて、往復2時間もあれば散策を楽しめる。


〜goodtimeの追想〜

太平洋沿いののどかな湾岸線がしばらく続き、車を走らせていても心地良い。
国道55号線を北上して徳島県に入り、山奥へと続く国道193号線を再び北上。
県道148号線を左に曲がってさらに奥へ4キロほど入り、8時00分、駐車場に到着。
滝百選に認定されているだけにさほど険しい道のりではなく、
この3日間で比較的、楽なアクセスだった。
駐車場には早くも3台ほど車が止まっていた。
大きな案内板には、大小いくつかの滝を含めて滝百選に認定されているようで、
全部廻るには大変なので1番近い、メインの轟本滝のみ撮影することにする。
駐車場から歩いて数分で滝に到着。
特に坂道も無く簡単に行けたのでちょっと拍子抜け。
滝らしい姿ではないが、怒涛のように落ちる水瀑に圧倒され、
水飛沫もすさまじく近くで撮影出来るような状態ではない。
離れて撮れるような場所でも無さそうなので、
思いきって水飛沫を浴びながらの撮影に挑んだ。
じっくり構図を練ることも出来ず、風が止んで水飛沫が飛ばない一瞬を狙ってシャッターを切った。




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